〜探鳥会の記録〜(2月−4月)
2023年
2月12日(日) 大泉緑地 晴れ 37名 40種
好天に恵まれたことと、都市公園で行われたことで参加人数も多く、賑やかな探鳥会となった。
野鳥に関する情報も多く寄せられ、予定したコースを外れて、トラツグミ、アカハラを観察した。
午後に年次総会が開催されることから、探鳥会は午前中で終了した。観察時間は
少なかったが、40種もの野鳥を観察できて、楽しく探鳥会を終えることができた。 (仲)
2月23日(日) 牧野 晴れ 20名 45種
朝出かける頃はまだ小雨。「午前9時以降の降水確率は40%」の予報に期待して
集まったのは20名とやや少なの参加者だったが、午後からは暑さを感じるほどの陽ざしに
恵まれ、春の一日を楽しんだ探鳥会だった。集合時間の少し前には「カワセミが出ました」の
声が上がったり、歩きだしてすぐにはクイナの姿をゆっくり観察できたりと、幸先の良いスタート。
オオジュリンは一瞬前を横切っただけだったが、お目当てのベニマシコ♂♀やホオジロは
充分その姿を楽しませてくれた。ウグイスの初音を諸所に聴きながら歩き終わったコースの最後、
鳥合わせの最中にノスリとカラスの空中戦を見せてもらったのは嬉しいオマケ。
出現してくれた45種のトリたちに感謝! (野上)
3月12日(日) 浜甲子園 晴れ 30名 35種
探鳥会案内に、改札の場所が抜けていたため、東西に分かれての集合となってしまいました
(ごめんなさい、以後気をつけます!)。
春の陽射しにキラキラ輝く甲子園の海には、ハシビロガモやスズガモ等の北帰行前のカモたちが
ノンビリと浮かび、テトラポットではコガモやイソシギが寛いでいました。砂州には、7羽の
ウミアイサが並んでいるのを、改修なった分厚いコンクリート側壁に肘をおいて、双眼鏡で
じっくり観察できました。空には、カモメやセグロカモメが飛ぶなか、各自がそれぞれのペースで
磯の香り漂う遊歩道の散策を楽しみ、午後になって風が出始めた頃に、海岸を後にしました。
(星合)
4月9日(日) 大仙公園 晴れ 32名 26種
天候に恵まれてポカポカ陽気になり、絶好の行楽日和になりました。
公園は大勢の人手で賑わっていましたが、探鳥会の方は残念ながら、常連のジョウビタキ、
セグロセキレイ、モズ、エナガ等の小鳥を観察できませんでした。また履中陵の濠でも、
お目当てのオシドリ等のカモ類やミコアイサがほとんどいませんでした。
昨年は3月6日に実施したのが、今年は1ヶ月以上遅れての開催となったのが原因の一つだと
思われ、反省をしております。それと地球温暖化の影響で、今月に入ってからも、4月下旬から
5月上旬の気温が続いているのも要因と考えられます。
来年は3月中旬まで戻すことです。 (奥田)
4月23日(日) 大泉緑地 晴れ 32名 26種
最初に、本日の探鳥会の目玉となったコルリ、コマドリを見るために加呂登池付近まで
行ってみると、大勢のカメラマン達が餌付けされた場所で鳥の出現を待っていた。
いつもの探鳥会と違った独特の雰囲気の中で、参加者全員がコルリ、コマドリを見終わった
頃合いで頭泉池まで移動。その後、通称「宴会の森」と言われる場所でアカハラ等を観察し、
水流の場所まで戻って、昼前に鳥合わせを行い終了した。
本日の探鳥会は、緑地内に行楽客が多かったため、時間や移動距離を短縮したものだったが、
それでも見たかったものを見られたと参加者が満足して帰られたと思われる。
(西野)